こんにちはカナエです。
4月24日。『ヤマト運輸は4月24日から、宅配便の当日再配達を申込締め切り時間を、1時間~1時間20分繰り上げた。』
4月25日。『ヤマト運輸が9月頃に、27年ぶりに基本運賃を5~20%引き上げる方針を固めた。』
と言うニュースが飛び込んできました。「とうとうこの時が来たか。!」という感じがしました。
そこで今回は、ヤマト運輸の基本運賃の値上げ・再配達についてまとめたいと思います。
ヤマト運輸 基本運賃値上げの原因は?
・近年のインターネット通販(アマゾンやメルカリなど)の急拡大
・宅急便を使用する人が急増
・荷物の1つあたりの配達単価が安いため運べば運ぶほど赤字になるという状況
ヤマト運輸は収益を改善するために今回の値上げにふみきったようです。
ヤマト運輸 純利益が半減した原因は?
親会社のヤマトホールディングスの2017年3月期連結決算は、前期の394億円からほぼ半減し純利益が190億円になる見通し。
・従業員約4万7000人の過去2年分の未払い残業代190億円の支給
・繁忙期に赤字覚悟に配送を外部に委託した
以上のようなことがヤマト運輸の業績悪化に拍車をかけてしまったようです。
今後のヤマト運輸は?
ヤマト運輸の従業員の働き方を改革を行い、利益の出る経営体質に変えていく方針にしていくようです。
・小さい荷物ほど、値上げ率は高く、100円~150円程度の実質値上げをする。
・再配達の時間は4月24日より当日再配達を申込締め切り時間を、1時間~1時間20分短縮する。
・荷物を再配達なしで1回で受取をしてくれた利用者に対する割引制度の新設を検討している。
以上のことからヤマト運輸は従業員の負担を減らし、サービス残業を減らしていく方針に変えていく狙いのようです。
今後のヤマト運輸の再配達の時間は?
・ドライバーやサービスセンターに電話して依頼する場合の締め切り【20:00 → 19:00】に早まった。
・電話の自動受け付けやインターネットで申し込む場合、1時間~1時間20分短縮する【18:40まで】となった。
まとめ
私もメルカリを含むネットショッピングが日常的になってきており、もちろん再配達も何度もお願いしたことがあります。
「何度も再配達してもらって申し訳ないな。」と思うこともしばしばありましたので、このようなヤマト運輸の決断に多少納得のいく気持ちもあります。
しかし、普段から頻繁に利用している人にとって一回の配達に100円~150円の値上げは厳しいですよね。
ヤマト運輸の値上げ・再配達の時間短縮などの影響は大きく、多くのユーザーが「送料込み」にしているメルカリ出品者にとっても深刻な問題です。
100円以上の値上げは売上げに直結して影響が出てくるので今後の出品の形も変えなければならない可能性があります。
メルカリ事務局はまだこのニュースに対して反応はしていませんが、今後メルカリも何かしら動きがあると思います。
また何か動きがありましたら報告したいと思います。最後までご覧いただきありがとうございました。